『MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子 vs ザリガニ魔人〜』
2004年7月6日 演劇何というタイトル! でもそんな演劇を見に行ってきました。
(てか、会社でチケット発券したので、受け取る時、おねーさんが「ガマ王子?」と訝しげに呟いていたのが恥ずかしかったり)
お気に入りの、後藤ひろひと&G2コンビのパルコ・プロデュース。
開演前にトイレ行こうと、劇場の階段を下った時に、正面からやってきたのがおすぎ(!!!)だったのにびっくりでした。その後パンプ買いにロビー行ったら、花輪が贈られていた(ただし、ピーコとは別で)ので、多分本人でしょう。
で、肝心の内容ですが、うーん、今1つか。
パンフレットに大王自ら、年を取った後藤ひろひとと書いてますが、確かに今までと違って(って、「人間風車」「ダブリンの鐘つきカビ人間」しかみてませんが。あ、あと「止まれない12人」もパルコじゃないけどそうか)、舞台がファンタジーしておらず、現実世界だけで完結しちゃっている(期待していた「ガマ王子・ザリガニ魔人」ってのも、結局絵本と劇ってことを意識した劇中劇だったし)こともあり、やや消化不良。
それと、「本当の真相」も、もっとドロドロしたいやーな結末(最初、少女に語って聞かせた「弱いものはみんな死んでしまう」みたいな話が現実となって襲いかかる・・・うーん、人間風車か)を予期していたのに、それほどではなかったし。
あと、2トップの演技がやっぱり演劇向きじゃなかったのも残念。長谷川京子(って書いて、真っ先に思い浮かぶのはeAccessのCMだなあ)の声にはまだ緊張が残っていて、クライマックスの語りとかは、小さくて早くて(男性が言われたらショックな2大言葉)やはり後ろの席まで届いてなかったし。休憩明けがこの2人のシーンになるのですが、そこで笑っていたのは、明らかにそれぞれのファン層だった気がしました。
あ、でも伊藤英明(と書いて、真っ先に思い浮かぶのはキノコですが)のザリガニ魔人の妖艶な姿と、「蘭世と真壁くんが・・・」と語り出すシーンには笑いました。
と、苦言を述べたところで、素晴らしかった点。
なんつってもベテラン木場勝己さんの演技でしょう。ムカつくまでの最悪老人っぷり。そして、開き直ったガマ王子っぷり(笑)。そして、パコ役の加藤みづき嬢は、オーディションの新人で中学生? 緊張感も、わざとらしさもなく、非常に達者でした。すごい。
(ただ、あの平手打ちのシーンは、本気で叩いて欲しかった)
その他、犬山犬子、瀬戸カトリーヌ(劇中劇の姿は大爆笑)、ラーメンズ片桐(クライマックスシーンのオチって、すぐ気付いて、笑い声を真っ先にあげてしまいました)などなど見応えありました。
うーん、ひねくれずに見ていたら、とても感動しただろうにな。惜しい! でも、面白かったです。
−−−−−
追記。
この日記ってアクセス解析の機能が試験的におかれているらしい。試しに確認したところ、「ガマ王子」というキーワードでご覧になられたかたが多いらしい。
うーん、もうちっとわかりやすく書くべきでしたかね。失礼。
(てか、会社でチケット発券したので、受け取る時、おねーさんが「ガマ王子?」と訝しげに呟いていたのが恥ずかしかったり)
お気に入りの、後藤ひろひと&G2コンビのパルコ・プロデュース。
開演前にトイレ行こうと、劇場の階段を下った時に、正面からやってきたのがおすぎ(!!!)だったのにびっくりでした。その後パンプ買いにロビー行ったら、花輪が贈られていた(ただし、ピーコとは別で)ので、多分本人でしょう。
で、肝心の内容ですが、うーん、今1つか。
パンフレットに大王自ら、年を取った後藤ひろひとと書いてますが、確かに今までと違って(って、「人間風車」「ダブリンの鐘つきカビ人間」しかみてませんが。あ、あと「止まれない12人」もパルコじゃないけどそうか)、舞台がファンタジーしておらず、現実世界だけで完結しちゃっている(期待していた「ガマ王子・ザリガニ魔人」ってのも、結局絵本と劇ってことを意識した劇中劇だったし)こともあり、やや消化不良。
それと、「本当の真相」も、もっとドロドロしたいやーな結末(最初、少女に語って聞かせた「弱いものはみんな死んでしまう」みたいな話が現実となって襲いかかる・・・うーん、人間風車か)を予期していたのに、それほどではなかったし。
あと、2トップの演技がやっぱり演劇向きじゃなかったのも残念。長谷川京子(って書いて、真っ先に思い浮かぶのはeAccessのCMだなあ)の声にはまだ緊張が残っていて、クライマックスの語りとかは、小さくて早くて(男性が言われたらショックな2大言葉)やはり後ろの席まで届いてなかったし。休憩明けがこの2人のシーンになるのですが、そこで笑っていたのは、明らかにそれぞれのファン層だった気がしました。
あ、でも伊藤英明(と書いて、真っ先に思い浮かぶのはキノコですが)のザリガニ魔人の妖艶な姿と、「蘭世と真壁くんが・・・」と語り出すシーンには笑いました。
と、苦言を述べたところで、素晴らしかった点。
なんつってもベテラン木場勝己さんの演技でしょう。ムカつくまでの最悪老人っぷり。そして、開き直ったガマ王子っぷり(笑)。そして、パコ役の加藤みづき嬢は、オーディションの新人で中学生? 緊張感も、わざとらしさもなく、非常に達者でした。すごい。
(ただ、あの平手打ちのシーンは、本気で叩いて欲しかった)
その他、犬山犬子、瀬戸カトリーヌ(劇中劇の姿は大爆笑)、ラーメンズ片桐(クライマックスシーンのオチって、すぐ気付いて、笑い声を真っ先にあげてしまいました)などなど見応えありました。
うーん、ひねくれずに見ていたら、とても感動しただろうにな。惜しい! でも、面白かったです。
−−−−−
追記。
この日記ってアクセス解析の機能が試験的におかれているらしい。試しに確認したところ、「ガマ王子」というキーワードでご覧になられたかたが多いらしい。
うーん、もうちっとわかりやすく書くべきでしたかね。失礼。
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