でもって、最近映画や舞台を見ていないことに気づく。
思えばレンタルビデオ店も相当ひさしぶりであった。

で、そこで借りたのが「ラブ・アクチュアリー」
いくつかの人間ドラマが平行して語られるというストーリーが気になって、オイラにしては珍しく映画館で見ようかな(ま、結局見られずだったけど)とまで思った作品でした。

鑑賞。
いやー、元気になった。

最初、もうラブラブモード全開のラブストーリーなのかなあ、と思っていたら、毒舌のロックスターや、ポルノの撮影とか、底意地の悪い笑いが仕掛けてあって、やられたって感じ(オイラは好きだけど、なるほど。R指定だかにされていたのはそのためか)。
イギリス映画ってことは気づかずに見ていたんですが、途中に色々愛国心(というかアンチアメリカ?)を誘うシーンもあって楽しい。

でも、それより何よりもいくつかの恋愛が同時進行していく姿が何よりもほほえましい。
傷心の子供を励ますためタイタニックごっこをするパパとか。一軒一軒訪問する英国首相とか。

ただ、全てがハッピーエンドではなく、不倫で傷ついた老夫婦、そして弟の病気のために恋人との初めての夜を捨てることになってしまった女性がなんともちょっと悲しい。

とはいえ、基本的にはloveを信じたくなること請け合い。
ネットの批評を見ると、「幼稚」「複雑」というネガティブ意見もありましたが、その逆に手放しで絶賛する意見も多く、私は後者。
映画も見てみるもんだなあ。うんうん。
気分転換に、こないだやってた映画「月光の囁き」を鑑賞。

・・・。
しまった。むしろこんな気分の時に見る映画ではなかった。。。